事業レポート

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ともに創り上げた舞台『Lay Your Hands On Me-福岡スペシャル-』

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ダンスカンパニー「コンドルズ」のメンバー9人と、障がい者アーティストチームでつくる「福岡ハンドルズ」が共演するダンス公演「Lay Your Hands On Me -福岡スペシャル-」を12月8日（日）、福岡市の南市民センターで開催しました。“障がい者アーティスト”というより”個人”としての”個性”を咲かせようと、近藤良平さん率いるコンドルズのメンバー9人と福岡ハンドルズのメンバーで稽古を実施。そして迎えたステージは、難しく考えず、とにかく楽しい！！ものでした。

コンドルズのベテラン勢が多彩なダンスで魅了し、客席を温めた後、学ランに身を包んだメンバー全員が登場。疾走感とスピード感に合わせて、息ぴったりのダンスを軽やかに披露しました。

さらにコンドルズ若手の2人による躍動感たっぷりのパフォーマンスや、近藤良平さんのギターと石渕聡さんのバイオリン演奏をバックにしたダンス、お正月をお題にしたノンバーバルな大喜利、ティッシュ相撲、オチで笑いを生んだバスケットボールなど、笑いと驚きいっぱいのコンテンツが続きます。ある場面では、手話通訳の方も重要な出演者の一人となり会場を一緒に盛り上げてくれました。

中でも会場を沸かせたのは、脱ぎっぷりのいいふんどし姿での和太鼓演舞！観客の意表を突く斬新な演出が笑いを誘いながら、スクリーンに映し出したギャップあるメッセージで深い共感を誘いました。ほろりとしたところで、優しく包み込むような曲が流れ、そのメロディにダンサーたちも柔らかく滑らかな動きで応えます…！

ラストは公演タイトルでもある、Bon Jovi 『Lay Your Hands On Me』に合わせ、力強さと高揚感に満ちたパフォーマンス。視線を合わせ、息を合わせて、それはそれは楽しそうに踊っていました。「Lay your hands on me.All you gotta do is.（手を重ねて、それだけでいい）」という歌詞が胸に刺さり、「一緒に生きる」ってこういうことなのかもしれないと、温かな気持ちを感じた日でした。

◆ちなみに、福岡ハンドルズが着用した学ランは、当財団が福岡市の職員へ、出演者がSNSなどで広く呼びかけて、譲り受けたり貸してもらったもの。皆さんのあたたかな善意によって開催することができました♪

ご協力いただきありがとうございました。

開催日：2024年12月8日（日）15時開演

会　場：福岡市南市民センター・文化ホール（福岡市南区塩原2丁目8-2）

主　催：（公財）福岡市文化芸術振興財団・福岡市

後　援：福岡市教育委員会・（社福）福岡県社会福祉協議会・（社福）福岡市社会福祉協議会・読売新聞・西日本新聞社・NHK福岡放送局・テレビ西日本・RKB毎日放送・FBS福岡放送・KBC

企画・制作：（公財）福岡市文化芸術振興財団

制作協力：ROCK STAR有限会社

協　力：ニコちゃんの会・工房まる（ダンス部）

助　成：（一財）地域創造